この方法は、お金と時間の関係を脳に叩き込むことで、

使うべきときには使う、そうでないときには控えるといった、

判断のクリティカルパスを身につけ、

残りの人生を有意義に暮らしていけるようにすることを目的とします。


また、この方法は、今の収入を有効に使えるようにするものであり、

何か新たにビジネスを始め今の収入に上乗せするものではありません。

しかし、新たにビジネスを始めたい方とお考えの方でも、

まず、本書において今の生活のクリティカルパスを見極めてから

実行されることをおすすめします。


このような方へおすすめです。

・お金はあるが、時間はない。

・お金はないが、時間はある。

・お金もないし、時間もない。

・節約一辺倒人間。

・贅沢三昧ローン地獄。

・会社はやめられないし、副業をする時間もないので、
 今の収入で何とかしたい。

・自分の時間の使い方、お金の使い方が正しいのか見極めたい。

・欲しいものと必要なものの区別がつかない。


このような方は必要ありません。

・お金もあるし、時間もある。


このような方は、既にお金と時間の関係を把握しており、

あらゆる判断のクリティカルパスを見極めているからこそ、

成功しているのです。

自家用ジェットを買うのも、

ヘリコプターで移動するのも単なる贅沢ではないのです。

お金を払ってでも早く移動したほうが得であることがわかっているのです。


こういった発想を、もっと庶民的な例に置き換え、

生活に取り入れられるようトレーニングしていくのです。

★★★時間は売買できる★★★

物をできるだけ安く買って、できるだけ高く売る。

これがお金儲けの鉄則です。

10万円で買ったものを1万円で売り続ける人は、

慈善家か裏に何かある人しかいません。

私たちはこうして物の売買で利益を得ているのです。


しかし、実は物の売買以外にも利益を得られる方法があります。

しかもそれは、全ての人間に平等に与えられたもの、そう時間です。

ちょっと待って! 時間は売買できないじゃないか!

それは、違います。


『時間には物と同じように値段がある』のです。


だから
『時間は売買できる』のです。


例えば、「5,000円多く支払うと新幹線に乗れ1時間早く着く」

これは、
1時間を5,000円で買ったということになります。


一方、「5,000円節約するために、1時間遅い普通列車に乗った」

これは、1時間損失する見返りとして5,000円を得る、

つまり、
1時間を5,000円で売ったということになります。

あるいは、時給1,000円の仕事した。

これも
1時間を1,000円で売ったということになります。

このように、時間には物と同じように値段があり、

そして物と同じように売買することができるのです。

売買できるということは、

時間をできるだけ安く買って、

できるだけ高く売ることができれば、

『利益を得ることができる』


のです。


まさに、「時は金なり」、「Time is Money」なのです。

本書を読み終わった段階で、

一度お金持ちをじっくり観察してみるとよいでしょう。

物だけでなく時間も上手に売買することで

利益を得ていることに気づくはずです。

★★★時間を売る 時間を買う★★★

さて、時間を売る、時間を買うと言った、

時間とお金の関係についてもう少し詳しく考えてみましょう。


『時間を売る』

人間は誰もが1日24時間与えられ、自由に使うことができます。

その時間を仕事にあててお金を得てもかまいませんし、

睡眠や余暇にあててもかまいません。


私たちが、お金を得る最も一般的な方法は、仕事です。

仕事をすれば、自分の時間は奪われますが、

その見返りとしてお金を得ることができるのです。

発想を変えれば、時間を売ってお金を得ているということになります。


例えば時給2,000円で働く人は、

1時間を2,000円で売っているということになります。


また、「バーゲンの行列に30分並んで定価より1,000円安く買った」

というのも、

30分の時間を奪われた見返りとして、

1,000円の利益を得ていますので、

仕事と同様に時間を売ってお金を得たということになります。


『時間を買う』

最も身近な例で言えば飛行機や新幹線の利用がそれに当たります。

お金を払うことによって早く到着し自由に使える時間を確保できる、

つまり、お金を払って時間を買ったと考えることができるわけです。


また、私たちは自分でやろうと思えばやれることにも

お金を払うことがありますが、

これも間接的ですが時間を買っていることになります。

・魚屋で魚を買う→釣りに行く時間がないから。
・八百屋で野菜を買う→栽培する時間がないから。
・昼は外食→朝、弁当を作る時間も昼休みに作っている時間もないから。
・夕食はコンビニ弁当→夕食を作る時間がないから。
・税理士に頼む→自分で勉強して習得する時間がないから。
・茶碗を買う→土をこねて轆轤を回して焼いている時間がないから。
・車を洗車機に入れる→洗車している時間がないから。

★★★悪魔に時間を売るな★★★

テレビ番組を見ていたら、

100円ショップで仕入れた材料を使うことで、

既製品を買うより3,000円節約できた!


といった内容の放送がありました。


3,000円の節約。決して悪くありません。

しかし、金額の大小だけで節約を実行してしまう行動こそ、

悪魔に時間を売る瞬間でもあります。


それはなぜか?それは時間を無視しているからです。


確かに3,000円の利益があるかもしれません。

しかし、
実際やってみたら10時間かかったとしたらどうしますか?

あなたは
10時間をたった3,000円で売ったことになります。

これは時給300円の仕事をしたことと同じことです。

それでもあなたは節約しますか?

私なら3,000円余計に払って既製品を買います。

3,000円で10時間を買って、

もっと儲かることにその10時間を投資します。


つまり大切なのは、


『何円得するかではなく、何分で何円得するか』


を見極めるということです。


目先の見かけ上の利益だけにとらわれ、

もっと高値で売れたかもしれない時間を安く売っているのです。

そして、一番恐ろしいのは、損していることには全く気づかず、

むしろ得した気分になってしまうということです。

悪魔に時間を売るとは、まさにこういうことなのです。


話は前後しますが、最近テレビを見ていると、

手っ取り早く視聴率を稼げるからでしょうか、

節約系の番組が増えています。

もちろん短い時間でたくさんの利益を生む節約術もあります。

しかし、それらはあくまでも結果論です。

あらかじめ「何分で何円得するか」を考慮した上で

実行してこそ本当の節約なのです。


ここでどうこう話している今も、

多くの視聴者がテレビの言っていることは正しいと信じ

悪魔に時間を売るような行為を繰り返しています。

テレビ局は無益な節約番組でも

視聴率を稼げば広告収入が増えるのでいいようなものの、

本書の存在を知らない視聴者は、

どんどん無駄な時間を悪魔に吸い取られている
のです。

★★★あなたの1時間は何円?★★★

ここからが重要です。


上手に時間を売買するためには、

物が何個で何円か、あるいは何グラムで何円かを知っているように、

あなたの時間が何円に相当するのかを知っている必要があります。


そして、あなたの時間の値段を知ることによりはじめて、

自分が新幹線に乗るべき身分なのか否か、

この節約は有効なのか否かを判断できるようになるわけです。


それでは、あなたの時間の値段を算出していきましょう!

と言いたいところですが、この続きは、本書でじっくりご覧下さい。

本書の内容を一通りマスターしていただくと、

様々なシチュエーションにおいて、

どっちが得であるか瞬時に判断できるようになります。


これまで、いかに無駄な時間を浪費してきたか、

そしてその時間をお金に換算すると、

いかにものすごい金額になっていかお分かりいただけるかと思います。

★★★即納ダウンロード販売です★★★

もう、お気づきかと思いますが、他の儲かる方法との一番の違いは、

『ライバルが存在しない』ということです。

極端な話をしますと、

日本いや
世界の人々が全員同時に実行しても成り立つ方法なのです。

しかも、
『時代の流れに影響されず、生涯実行できる』のです。

今から始めても、1年後に始めても10年後に始めても成り立つのです。

しかし、こうして悩んでいる間にも時間が経過していきます。

お金がなくなっているのです。

数日後、あるいは数年後、やっぱり始めてみるかとなるのであれば、

きっと後悔することになるでしょう。

なぜならば、この方法は、

『早く始めれば早く始めるほど、

より長く無駄な時間を浪費しなくて済む人生を過ごせる』


からです。